宅配関係と言えば宅配ピザや宅配寿司など主に食べ物のケータリングサービスを思い浮かべがちですが、赤帽などの個人経営の宅急便、宅配クリーニングにダスキンのような清掃用具の宅配レンタルサービス、訪問介護などの福祉系といった具合に非常に他業種に渡ります。
宅配のフランチャイズは、店舗の設備投資に関しては来客する一般店舗よりも安価ですが、駐車場が店舗の側にないと話しになりません。また、地理に明るくないと業務に支障を来す場合もあります。
ただしコンビニエンスストアなどに比べると立地条件などに厳しい制限があるわけではありませんので、駐車場のスペースさえ確保出来るならフランチャイズ化しやすいかもしれません。
宅配フランチャイズの場合、本社(フランチャイザー)側が加盟店(フランチャイジー)との双方が対等な立場として加盟店の独立性を重んじるケースが多いのが特徴的です。
加盟店は商標、ロゴの使用、経営ノウハウや本社からの継続的な支援を受ける権利を得る代わりに一定のロイヤリティーを本部に対して支払います。
ただし、訪問介護などの福祉系の場合は老人ホームや介護施設の付帯業務として行われている場合もあり、こういったケースは個人経営向けのフランチャイズではありません。
提供するサービスが多岐に渡るのが宅配フランチャイズの特徴です。
したがって研修制度や経営ノウハウ、保証金などの制度にも大きな違いがあります。
宅配フランチャイズを比較する場合には開業までの研修制度、開店後のサポート体制、設備機材の扱い(リースか買い取りかなど)、食材仕入れのルート、加盟金やロイヤリティーなどを比較のポイントとすると良いです。 |