フランチャイズに加盟する業種にもよりますが、加盟金や保証金以外の自己資金としてはどの程度の元手が必要なのかどうかを検討してみましょう。ただしこれはあくまでも一般的な例です。加盟するフランチャイズによって変わってきますのでその点はご理解下さい。
出店する場所が決まったら内装や開店時の設備については本部の方でサポートしてくれる事が多いのですが、場所が賃貸の場合、賃貸契約に必要な費用や賃料に関しては自分で負担しなければならない場合があります。
また、消耗品についても本部から自己負担で購入するのが一般的です。仕入れに必要なものは本部から購入するか、指定の業者から購入する必要があります。運送業などでは新車購入を前提としてる事もありますので契約前に良く確認してください。
開店に向けてのチラシや捨て看板、新聞の織り込みチラシなども自己負担で賄わなければならないものです。
そして、開店後も商品補充のための仕入れや賞味期限や消費期限間近なものの廃棄などの費用も加盟店がわの負担となる事が殆どです。
更にアルバイトを雇う人権費、車両の駐車場、メンテナンスの費用などは自己負担となります。そして税金も自分で申告して納める事になります。
もし公認会計士などに帳簿を依頼する場合にはそのギャラも自己負担となります。確かにフランチャイズは内装費や設備費を本部が負担してくれる事が多いのでイニシャルコストは安くて済みますが、開店準備から開店後も一定のコストがかかりますので独立起業のためには自己資金として500万円ぐらいは最低でも準備しておく様にしたいものです。 |