フランチャイズでは本部(フランチャイザー)に保証金や加盟金を預ける事で商標などの一部の特権を利用する事が認められます。ですからこの保証金や加盟金はフランチャイズでは必ず必要な自己資金だと思って下さい。
一般的には大体100万〜150万円程度を準備する事になりますが、業種によっても異なりますので、事前説明会の時に良く確認しましょう。
もし自己資金として準備出来ない場合は融資してくれるフランチャイズもあります。その時は返済方法や返済期間などをしっかりと確認してください。
融資実行から返済開始までの期間によってその後の負担感は全く変わってきます。融資を受けた場合はロイヤリティーとは別に返済しなければならないので注意してください。保証金については解約後返金される一時預かり金です。
つまり解約するとフランチャイザーは加盟店に保証金を返金して加盟店は商標などの特権を利用出来なくなるというシステムです。
したがって解約後に同じような業態のお店をする場合や違うフランチャイズと契約する場合には過去の商標などの痕跡が残らない様に注意しましょう。
違うフランチャイズと契約する場合には店内の改装が本部のバックアップで行われるので過去のフランチャイズの商標などが残っている事はまずありませんが、個人経営店にする場合は商標が残っている事で大きな問題になる事があります。
また、解約後保証金が返金されるまでには一定の期間が必要です。返金までに要する期間も契約書に記載されているので契約時には必ず確認する様にしておきましょう。 |