コンビニエンスストアに次いで代表的なフランチャイズが飲食関係です。ファーストフードからファミレス、宅配ビジネスと一口に飲食と言ってもその裾野は大変広いのです。
同じ飲食店でも宅配ピザやラーメン屋、中華料理店、ファーストフード、回転寿しなどは個人経営向けのフランチャイズですが、駅前の立地条件で大人数を収容する居酒屋や国道沿いのファミレスなどは開店費用が莫大な金額になるため個人経営向きではありません。
大型の居酒屋やファミレス等は本部が出店を決めて、店長を社員として採用するというシステムが多いです。飲食業界はこのように多種多様な業態があるため同じフランチャイズビジネスでも一括りに出来ない所があります。
特にラーメン屋などは日本の古き伝統の「のれんわけ」のシステムを採用している会社もあります。ファーストフードもマクドナルドのように駅前に積極的に店舗展開をしている所とモスバーガーのように住宅地中心に店舗展開している場合とで個人経営向けかそうでないかが別れる所でしょうか。
出店マニュアルも各社毎に特色があります。ファーストフードや宅配ピザなどは主にマニュアル重視ですが、中華料理店やラーメン屋、回転寿しなどは店主となる人のスキル次第という特色があります。
画一なサービスを提供するのか、地域性や店主の個性、味など個としてのお店のキャラクターを重視するかで差が生まれる所です。
ただし、店舗を出すにあたっての保証金などのシステムは全国展開や広い地域で多店舗展開している場合はコンビニエンスストアと似ています。 |