現代のフランチャイズの代名詞といえばそれはもうコンビニエンスストアです。コンビニエンスストアは、今や日本人の生活には無くてはならない存在です。
コンビニエンスストアのフランチャイジー獲得のシステムは、現在の日本の多くのフランチャイズビジネスの基礎とも言うべきものです。
それではこれからコンビニエンスストアのフランチャイジーの獲得方法について説明していきましょう。
フランチャイズを開業したいオーナーはまず保証金を準備します。通常の食品を扱う物販店を個人の力だけでオープンしようと思ったら店舗の改装費や設備投資で数千万円の予算が必要ですが、コンビニエンスストアの場合その大部分を本社(本部)が負担します。したがってオープン前の自己資金は200万円前後で済みます。
次に本部の営業担当と打合せをして、出店にあたっての条件をすり合わせます。コンビニエンスストアの場合集客率を上げるために人出の多い角地に出店するのが理想的です。
また、販売に許可が必要となるお酒やタバコを扱う事が出来る酒屋や米屋、タバコ屋などを営んでいた場合は出店にとってプラスの条件となります。
万が一自己資金が足りない場合でも本部が融資してくれる所も多い様です。コンビニエンスストアは出店までを本社が全面的にバックアップしてくれますし、マニュアルも整理されています。
しかし、24時間営業である事と同業他店との熾烈な競争をしなければならないケースが多く、場合によっては同じコンビニエンスストアの名前で客の取り合いをする事も少なくありません。また発注や在庫管理はコンピューターで行うため、パソコンの一通りの操作方法を知っておくと便利です。 |